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会津塗の生産体制
会津若松は会津塗の産地として知られておりますが、その生産体制についてはあまり知られておりません。実は会津の塗物はかなり専門化された分業体制の下で生産されており、いろいろな職人や工房を経て商品として完成します。弊社は通常製造問屋として、商品の企画デザインを行いその商品に適した職人や工房へ製作や加工を依頼し弊社の商品として出荷しております。弊社は旧会津若松市内に位置し、車で10~15分以内のところに大部分の作り手が点在しており、電話だけでなく頻繁に作り手の現場を訪れ商品生産のスケジュールや品質の管理を行っております。
会津塗の多様性
会津塗と一言でいっても、実はいろいろな素材や技法の組み合わせがあります。この素材や技法を組合わせることによって多様なものづくりが出来るということが会津塗の最大の特徴です。会津には多様な素材と技術を持った作り手が集積しており、この地は未知の可能性をまだまだ秘めているというのが弊社の考え方であります。
今求められている上質感とデザイン性
今、売り場そして消費者は明らかに上質感のあるメイドインジャパンの商品を求めています。しかしながらそうした状況の中、塗物は伝統工芸品として位置付けられており、時代の流れに取り残されております。弊社では視点を変え、従来から伝わる塗物の技術と新しいコンセプトに基づく商品デザインを融合させることで、時代の空気感を感じるエレガントで上質な商品へと昇華させることを目標に設定し、ものづくりを始めております。
会津塗の可能性
ここまで会津塗の可能性についてお話をさせていただきましたが、この可能性を新しいものづくりに繋げていけるのは、実は会津の中にいる人間でなく、今まで全く係わりのなかった高い感性を持った外部の方たちではないかと弊社は考えております。このような方たちが、従来の塗物の概念にとらわれないコンセプトを、会津の生産現場に投げかけることで、今までに無い新しい商品が生まれると確信しております。
弊社は現在、そうした異分野の方たちとの塗物を通したものづくりに情熱を傾けております。ぜひ、この機会に会津塗の可能性と御社の高い感性を融合させて新しいものづくりを始めてみてはいかがでしょうか。

漆器お作りします。

会津の職人が心をこめてお作りします。
製作には時間がかかる場合がありますので、先ずはお早めにご相談下さい。

OEM生産(企業の方)

今、マーケットでは「MADE IN JAPAN」であることが求められています。
弊社では塗物の企画開発で培ったノウハウを基に、お客様の自社商品開発を初期の段階からサポート致します。サンプル製作から本生産までお客様の幅広いご要望にお応えし、競争力のある高品質な「MADE IN JAPAN」の商品をご提供致します。



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特注品生産(企業の方)

お客様がクライアントから受けた特注商品の生産をサンプル製作の段階からお手伝い致します。また、塗物を使ってクライアントに商品の提案をしてみたいという方もお気軽にお問合せ下さい。

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記念品

「MADE IN JAPAN」が見直されている今、法人ギフト、パーソナルギフトに日本の工芸品塗物が秘かなブームです。オリジナル商品をご希望の方にはオーダーメイドにも対応いたします。

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過去の事例

A社様のケース(トートバックメーカー)


自社商品とセット販売するコレクションボックスの生産依頼


主力商品がトートバックであるA社様は、自社周年記念の事業として、世界的に有名なキャラクターをモチーフにして、約60組のアーチストたちに自社トートバックをキャンパスにイラストを描いてもらい販売されております。
A社様ではこの事業のスペシャル企画として、クローゼットボックスを製作し、そこに全作品(76種類)を収納し、セット販売する計画をされ、弊社へ製作の打診をされました。
A社様のご希望は、クローゼットボックスは日本の伝統工芸の技術を生かしたメイドインジャパンで製作したい、そして、ボックスには、CRYSTALLIZED™ Elements(スワロフスキー社製)を使用して自社ロゴマークを入れたいということでした。
弊社では早速、A社様の大まかな寸方のみが記されたイラストをもとに、細かい寸法を、A社様や木地工房と話し合いをしながら割り出し、図面を製作。
その図面をもとに段ボール紙で実寸模型を製作し、実際に商品(トートバック)を納めて確認をしたり、木地工房と再度細部の検討を行い、最終図面を完成させました。
このクローゼットボックスはガルウイング構造でしかもサイズが比較的大きいことから(W89×D45×H48.6cm)、構造や強度の問題、商品の取り出しやすさ等いろいろな問題をクリアーしなくてはなりませんでした。製作にあたっては、木地、塗、加飾、内貼り、ハンガー工房のそれぞれの職人と頻繁に打合せを行い、A社様とも設計の段階からご意見を伺いながら、慎重に作業を進めてまいりました。
このコレクションクローゼットボックスは、表面塗装は手塗りによる漆塗、そして表面4面にCRYSTALLIZED™ Elementsを約8,000個使用しロゴマークを描いています。扉は両側ガルウィング構造になっており、扉を開けると鳥が翼を広げているように見えます。
A社様のケースでは、いただいたデザインイメージを出来るだけ忠実に実現することを目標に、職人と一緒にアイデアを出し合い試行錯誤を繰り返し製作させていただきました。

B社様のケース(インテリア雑貨メーカー)

ジュエリーボックス等のOEM生産依頼


B社様はジュエリーボックスやフォトフレーム等のインテリア小物を自社で企画・デザイン、製造は外部へ委託、出来上がった商品を自社ブランドとして販売されています。製造は中国などの海外がほとんどですが、最近では顧客やバイヤーのニーズが「MADE IN JAPAN」にシフトしていることから、新たに高品質な日本製だけを扱う新しいブランドを立ち上げられました。B社様はその新ブランドの基幹商品の一つとして塗物のシリーズを企画され、弊社へ製作の相談をされました。B社様の場合、商品企画室という専門の部門があり、商品開発にあたっては、その商品をデザインしていらっしゃるデザイナーの方が弊社との直接の窓口になっていただきました。商品開発がスタートしてから間もなく、担当デザイナーから精確な設計図面が届き、弊社では、そのままその図面を基に木地工房と細部の検討を行い、先ずファーストサンプル製作をスタートさせました。その後完成したサンプルに改良と仕様の変更を行い、セカンドサンプルを経て本生産に入りました。今回製作したアイテムはジュエリーボックス3種類、フォトスタンド2種類、ティッシュボックスの計6アイテム。色はアイボリーとマットグレーのツートンで、どのアイテムにもCRYSTALLIZED™ Elementsが上品に配置されており、とても上品で素敵なデザインです。しかし製作にあたっては木地、塗装、加飾の他に、ミラーや金具、内貼りのベルベット等、構成部品が多くありましたので、かなり頻繁に担当のデザイナーとメールや電話で打合せを行い、それをもとに職人と検討をしていくという地道な繰り返しを重ねて作業を進めてまいりました。また、製作の過程では、B社の担当デザイナーが会津を訪れ、担当している職人を一軒一軒回り、工房の見学と打合せを行いました。商品に対するデザイナー想いを直接職人に丁寧に伝えることができたことで、商品をより身近な存在に感じてもらえるようになっと確信しております。このプロジェクトでは、B社様がとても商品にこだわりを持っていらっしゃいましたので、弊社では品質や作り込みに特に気を配り生産をさせていただきました。

C社様のケース(化粧品メーカー)


新商品発売に合わせVIP向けプレゼントの生産依頼


C社様は化粧品の製造販売をされており、今回、新商品の発表に合わせ、商品のマークと自社ロゴが入ったメイクボックスに新商品を納めてVIPの方へプレゼントをするという企画を立てられました。メイクボックスのデザインを担当されたC社様の契約デザイナーが、あるSHOPで弊社オリジナル商品に目を止められ、弊社へメイクボックス製作の相談をされました。その後、具体的なお話を持ち込まれたことがきっかけで、弊社が製作の担当させていただくことになりました。
メイクボックスのデザインは、弊社オリジナル製品であるハンディコンテナーのデザインを基にC社契約デザイナーが行い、サンプル作成後本生産を行いました。今回のケースでは弊社オリジナル商品をC社契約デザイナーが気に入って下さったことがきっかであったので、弊社としてもとても嬉しく思っております。

D社様のケース(雛人形メーカー)


雛人形メーカーオリジナル飾り台や屏風・衝立の生産依頼


今、会津塗は、漆器の生産で培った品質の良さ、丁寧な作業、柔軟な対応が見直され、異分野から注目されております。D社様も会津塗のそういった可能性に賭けていただいている企業です。D社様は人形作家がオーナーを務める人形メーカー。取引初年はD社様の契約デザイナーもスタッフに入り製作がスタート。D社様とデザイナーが弊社を訪れ打ち合わせを行い、製作する飾り台等の要望をお聞きし地元の製作工房を選定しました。その後、デザイナーの初回図面を元に意見交換を行い、新たな図面をもとに段ボール板を使ってモックアップを作成しました。D社様も交えてモックアップで形状デザインをチェックし、それをもとに木地サンプルを完成させました。その後、色の選定、衝立の絵柄について細かくデザイナーとやりとりを行い、最終サンプルを完成させました。しだれ桜の柄を採用したタイプの場合、デザイナーから渡されたイラストレーターのデータを弊社でスクリーン蒔絵に合うように細部に修正を加えスクリーン版データを作成しました。色の調整等も含め細かい神経を使う作業が続きました。2年目以降徐々に種類を増やしていただき、H23年は、継続商品も含め10タイプ以上を生産させていただきました。色を考慮すると20種類以上になり、職人とのコミュニケーション、D社様との調整をはかりながら生産管理&納期管理を行っていくことは、通常のお取引とは違う緊張感がありますが、お子様や親御さんが喜ばれる情景を思い浮かべながら仕事をさせていただいております。

E社様のケース(店舗什器メーカー)


セミナー記念品の生産依頼


E社様は、クライアントであるW社から取引先を集めたセミナーで配布する記念品を塗物で製作するように依頼され、弊社ホームページを通して製作の相談をされました。今回のケースでは、E社様ご担当者は、弊社とクライアントであるW社の間に入り、更にW社内の担当者と上層部の間にも入り、記念品のアイテム、デザイン、絵柄、仕様、パッケージ、包装が決まり発注に至るまで調整に奮闘されました。弊社では、ご担当者がクライアントから受けた質問や課題を伺いながら、漆器の生産方法の詳しい説明や、製作を担当する木地、塗り、絵付け、内装の各職人と幾度となく協議を行い、図面製作、木地サンプル製作、図案デザイン、パッケージサンプル等粘り強く対応させていただきました。お陰様で、3月中旬に初めてご相談を受けてから、4月下旬に正式発注をいただき、6月初頭に無事納品させていただくことが出来ました。いつものことですが、正式発注を受けてから納品までの期間が短く、職人と綿密にスケジュールを組んで生産に臨みました。完成した記念品は、W社の商品を収納する箱で、フタは蝶番で開き、内側は仕切りが付いた総別珍貼り、外側には商品にちなんだ図案や商品ロゴ、企業ロゴを蒔絵で全面に施した、豪華で素敵な記念品となりました。
E社様から相談を受けて納品までの3カ月間にメールのやりとりが約100回となりました。ゼロから新しいプロダクトを創り出すことは大変なエネルギーと根気強さが必要ですが、商品が完成してお客様からホッとした声で感謝の気持ちを伝えていただいた時には、このお仕事に関わることができて本当に良かったという思いでした。
そして、様々な無理をお願いして対応いただいた職人の方々にも感謝しなければなりません。ものづくりをする職人の存在なくしてお客様のニーズにお応えするこはできません。今回のE社様のケースでは、産地の素晴らしさを改めて実感させられた仕事となりました。

F社様のケース(映像コンテンツ関係)

コミックキャラクター漆塗スマーフォンケース


F社様は、自社製作した映像コンテンツを自社の機材と施設でお客様に楽しんでいたくビジネスを展開されている会社。今回、F社様は、有名なコミックとコラボした映像コンテンツを製作したのを記念して、コミックキャラクターを描いた漆塗スマートフォンケースの限定販売を企画され、弊社のホームページを通して製作の相談をされました。当初、漆塗というだけの条件でしたので、弊社からは、ケース塗装は漆塗が可能だが、キャラクターの絵付けは色も含め著作権者の厳しい条件があるはずなので漆による手描きは難しいとお伝えし、シルクスクリーンによる多色刷りを提案させていただきました。最終的には、ケース表面に伝統技法を得意とする蒔絵職人が螺鈿や研ぎ出しの技法を使って宇宙を表現し、その上にスクリーン蒔絵を得意とする蒔絵工房がキャラクターを6回刷りシルクスクリーン蒔絵で表現する仕様となりました。弊社では早速、キャラクターのデータ化と班分け、スクリーン版製作依頼、ケースのマスキング処理、そして樹脂製ケースに漆の密着を良くする処理を施す工程を塗装工房に依頼する作業に入りました。先ずサンプル製作を行い、F社様を通してライセンス所持側の許可を得る作業を行い、何回かのやり取りの後、許可が下り、その後、パッケージの検討、パッケージのサンプル製作を経て、F社様ではネットを通して期間限定で購入予約の告知をされました。
今回のケースでは、ご相談を受けたのが10月中旬、予約分の本生産納品が翌年の2月中旬ということで、約5ケ月間あまりF社様ご担当者と弊社で120回以上のメールや電話での様々なやり取りを行い、粘り強く対応させていただきました。スマーフォンケースという小さなアイテムでしたが、そこには多くの時間とノウハウが詰め込まれることとなりました。そして、会津塗職人のチャレンジ精神と丁寧な仕事をやり遂げる粘り強さをに感謝する機会となりました。このような機会を与えていただいたF社様にも心より感謝申し上げます。